よくあるご質問
-FAQ-
ブラシについて
ブラシ1つでどのくらいの面積を剥離することができますか?
剥離物、その厚さ、剥離対称面の材質、作業者の力のかけ方によって変わりますが、おおよそ平面で50㎡~100㎡ほど剥離できます。
SLディスクについて
傷をつけずにステッカーを剥離できますか?
はい。塗装面を傷つけずにすばやく剥離できます。
ただし、SLディスクは最高3500rpmで回転していますので、同じところにずっとSLディスクを押し当てていると傷がつく恐れがあります。絶えず、左右に工具を動かして剥離してください。
今まで様々な方法でステッカー剥離をしたが、塗装面を傷めた・・・剥がすのに一日費やした・・・などの経験をお持ちの方にはぜひ試していただきたい製品です。
1つのSLディスクでどのくらいの広さのステッカーを剥離できますか?
ステッカー・剥離作業面の素材、環境、力の強弱によって変わりますが、目安として、ひとつのSLディスクで10cm幅のステッカーを約10m剥離できるとお考えください。
グランダーや他の工具に取り付けて使用できますか?
残念ながら、SLディスクもブラシも専用工具以外には取り付けられません。
以前、ドリル等に取り付けることも試みましたが、ブラシ本来の効果が発揮できなかったり、「ドリルにつけて作業すると右方向に工具をとられてしまう」といった作業しにくい面があり、弊社で専用の駆動工具を開発しました。安定した作業ができ作業での疲れも軽減できます。
どのような素材のステッカーも剥離できますか?
ほとんどのステッカーは剥離できますが、素材が紙、引っ張ると伸びるステッカー(ビニールテープ等)は剥離することができません。
糊が乾燥して、手では全く剥がれないようなステッカーも剥がれますか?
素材にもよりますが、糊が乾燥しているステッカーや両面テープのほうが、より簡単に剥離できます。逆に、貼ってから短期間のものは、糊が乾燥していないため剥離しにくい場合もあります。
ステンレスの上に貼ってあるステッカーを剥離できますか?
残念ながら、ステンレス面に貼ってあるステッカー等は剥離するのが難しいです。
アルミの上に貼ってあるステッカーを剥離できますか?
アルミの表面処理によって効果が異なります。
アルミの上にヘアライン加工(※1)してある面での剥離作業は困難です。
また、一見クリア塗装のように見える、アルマイト処理(※2)を施してある面でも同様に剥離作業が難しいと思われます。
ただ、ヘアライン加工した上にクリア塗装などの塗装してある面でしたら、ステッカーは剥離できます。
(※1)ヘアライン加工・・・金属材料表面に線状の傷をつけた仕上げ方法
(※2)アルマイト処理・・・アルミニウムの陽極酸化法による表面処理
ペンキを剥離できますか?
ペンキを剥離することはできません。塗装面を傷めず、剥離するというのがSLディスクの特徴です。ペンキなどの塗装を剥離したい場合は、ブラシを各種取り揃えておりますので、そちらをご使用ください。
SLディスク「Yタイプ」「Cタイプ」の違いは?見分ける方法は?
Yタイプは下地がしっかりしているもの(自動車ボディの焼付け塗装面等)、Cタイプは下地が弱いもの(アクリル面等)にお使いいただけます。形状はディスクの先端幅30mmのタイプで、凹凸の数で見分けることができます。Yタイプが20個、Cタイプが24個の凹凸です。
サイドバイザーに黒塗り塗装をしてあるもので、手でこすってはがれることはないのだが、比較的剥がれやすい。そういう部分に使用して大丈夫ですか?
レギュレーターで回転速度を落とせば可能ですが、テクニックのいる作業だと思われます。はじめてご使用になる方にはお勧めできません
再塗装してある面で剥離作業しても大丈夫ですか?
再塗装の方法、塗料の種類によります。自動車の焼付け塗装面に貼ったステッカーであれば剥離できます。
カタログに「CタイプのSLディスクは自然塗装面でのステッカーの剥離が可能」と記載してありますが、スプレーでの塗装面も大丈夫ですか?
スプレーでの塗装面は塗装が弱いので避けてください。耐候性のある塗料で塗装してある面でしたら大丈夫です。
電動工具・エア工具について
どのくらいの大きさのエアコンプレッサーが必要ですか?
残念ながら、SLディスクもブラシも専用工具以外には取り付けられません。
以前、ドリル等に取り付けることも試みましたが、ブラシ本来の効果が発揮できなかったり、「ドリルにつけて作業すると右方向に工具をとられてしまう」といった作業しにくい面があり、弊社で専用の駆動工具を開発しました。安定した作業ができ作業での疲れも軽減できます。
◆エアーコンプレッサー:
5HP(馬力)以上のものであればお使い頂けます。使用空気圧力が常時0.59MPa(6Kgf/cm2)必要です。
◆橋梁工事等で複数台繋ぐ場合:
15HP(馬力)タイプが推奨です(Evolmechのエアー工具 P1-3500Jであれば、3台まで同時運用可能)。使用空気圧を調整してお使い頂けます。ベビーコンプレッサーは、P1-3500Jエアー工具1台運用でも持続性がないため不向きです。
※注意点
エアーモーターを作動させない状態で、エアー圧が0.65Mpaであれば問題なくお使い頂けます。作動させて0.5Mpaまで下がる場合は、エアー圧が低いことになります。エアー圧が低すぎたり高すぎたりするとエアーモーターの性能を発揮できなかったり、早期破損などの原因になります。エアーモーターを作動させた状態で、手元の圧力が0.62Mpaが推奨しているエアー圧です。
エアーコンプレッサーに繋げて数秒程で力が無くなる場合は、エアー不足が考えられます。コンプレッサーの容量と、同時に使うエアツールの数によりエアー不足の可能性がありますのでご確認ください。
スピードコントロラーについて
1300W以下の工具ならどんなものでも使用できますか?
ACブラシモーターを使った工具であればお使いいただけます。このACブラシモーターーは電気ドリル、アングルドリル、ディスクグラインダー、ストレートグラインダー、ポリッシャー、ジグソーなど多岐にわたる工具に使用されています。
しかし、インダクションモーター使用の工具にはお使いいただけません。
どのくらいの時間連続して使用できますか?
時間制限はありません。当社の実験で、24時間連続で稼動させましたが、問題なく動きました。