清浄な表面
Evolmechが培ってきた技術から生まれた独自の構造。作業面に鋭利なブレードを打ち付けることで、さび・塗装・黒皮などを除去しながら粗度(細かな凹凸)も同時につけ、塗装に適した清浄な鋼材面に仕上げます。
従来のブラスト工法は、確実な素地調整ができる一方で取扱いの大変さやコスト、周辺環境(粉じん飛散、騒音、産廃物)への負荷、作業者の安全性などさまざまな問題もありました。工事現場の声を製品にいかすEvolmech(エボルメック)から登場したBlastriker (ブラストライカー)はそれらの問題を解決しながら、ブラスト工法と同等の素地調整品質を確保できる新たなハンドツール。誰もが簡単に扱える操作性でスピーディーかつ安全に工事を進められます。コストパフォーマンスも優れ、幅広い現場に対応可能です。
Blastrikerのユニットは、主軸と複数の副軸で構成されています。(図1)1つの副軸につき鋭利な鋸刃様の形状をした薄鋼板(ブレード)が複数搭載されており、副軸との間には遊びを設けました。(図2)主軸でユニット全体を回転させながら副軸ブレード刃の遠心力を最大限高めることで、さびや塗装面に衝撃力が効率良く作用します。
※1 打撃点あたりのエネルギー(打撃力)。打撃エネルギーはブレード1枚が施工面に当たったときを指します。
※2 打撃面あたりの打撃点の当たる回数
※3 打撃部材のロックウェルの硬さ
注意:社内測定による
連続8時間以上使用し、平均Rz jis40μmをマーク。安定した粗度形成能力があり、交換の手間もなく、スムーズに作業ができます。塗装板に対して1.34㎡/hr、ディスクサンダーのおよそ2倍の処理スピードで工数削減にも貢献します。※4
※4 社内検証結果による
(注意)処理速度・施工量はさび厚・塗膜厚などによって大きく影響されます。
従来と比べコストを圧縮可能!
塗膜をはがしながら素地調整も同時に行うことが可能。研削材を使用しないため、防護費用や産廃処理費用が抑えられ、工事費用が約30%削減されます。
-Technical Data-